Nik Huber orca Charcoal Burst

ニック・ヒューバーは1996年にドイツ・ロートガウ市に拠点を置くハンドメイド・ギターブランドである。
現在は合計7⼈の熟練⼯が年間約120本のギターをハンドメイドしている。
設⽴者でマスタービルダーのニック・ヒューバーは、100年以上も引き継がれている⽊⼯職⼈の家系に⽣まれた。

その⾎筋ゆえか、ニック・ヒューバー⾃⾝も優れた⽊⼯技術を持っており、ニック・ヒューバーのギターと⾔えば、まず⽊⼯加⼯の仕上がりの美しさが魅⼒として挙げられる。

特に代表モデルのドルフィンを始めとするベーシック・モデルの持つ、丸みを帯びたフォルムとグラマラスなアーチ加⼯などからは、アメリカ製ギターとは異なるヨーロッパらしい優雅で繊細な印象が感じられる。

その⼀⽅で、コイルタップやハイ・ポジションにいくに従ってRが緩やかになる円錐状のコンパウンド・ラディアス・フィンガーボードを採⽤するなど、⾼い演奏性を実現する仕様も取り⼊れている。

ドイツ国内では抜群の評価を得ており、国内のPRS(ポール・リード・スミス)公式リペアマンを任されている。
彼の組み上げるギターは、⼿作業の部分が非常に多く、ボディの削り出しはもちろんのこと、ブリッジ、ノブ類等のパーツまでもがニック本⼈の⼿作業で作られている。

 

ピックアップはニックと、ヨーロッパきってのハンドメイドピックアップビルダーである、ハリー・ホイズルとの共同開発による専⽤ピックアップが搭載。

モデルによってニック本⼈の⼿巻きのピックアップもあるとのこと。

 

スペック
Wood
Neck:MAHOGANY
Body:MAHOGANY
Fingerboard:EAST IND.ROSEWOOD
Top:EXCEPT.FLAME MAPLE
Color:CHARCOAL BURST
Pickups:1959-SET
Set up:010/046
Custom orders:ORCA INLAYS,MATCH HEADSTOCK
Date assembled:04/DEC/2014

 

オプションで"EXCEPTIONAL"と称された最⾼級グレードのフレイム・メイプル・トップとの組み合わせにより、存在感のあるルックスに仕上がっています。

ピックアップの1959は、P.A.F.をモチーフに作られており、クリアで広がり感のあるサウンドが特徴。